LPLP毛髪診断士が教える!「ここの仕上がりで差がつく」3カ所を上手に染めるコツ

ナビゲーター
Web STARGE編集長
毛髪診断士 植田かよこ

ご自宅での白髪染めに慣れている方でも「ここだけは上手に染めるのが難しい」というお声をよく耳にするのが、こめかみ・生え際・後頭部の白髪。
ひと手間で仕上がりにグンと差がつく、3つのコツをご紹介します!

コツ① こめかみ・生え際は
キッチンペーパーで立ち上がり防止

こめかみの短い髪や生え際の髪は、いわば生まれたばかりの元気な髪。強く、しなやかなハリがあってピンと立ち上がりやすいため、カラートリートメントが密着しにくいという難点があります。そこで活躍するのがキッチンペーパー。適当な大きさに切ったペーパーを落とし蓋のようにのせることでしっかりと密着させることができます。

重ね塗りして…

こめかみや生え際など、白髪が気になる部分に厚めに重ね塗りをします。

張り付けて…

5×8センチくらいに切ったキッチンペーパーを、重ね塗りした上に貼り付けます。

ラップで密封

その上から、ラップでさらに密閉し、3分放置。その後、洗い流します。

コツ② 後頭部はブロッキングで中までしっかり塗る

後頭部は見えにくく、また毛量も多いため、内側の髪までしっかり染まっていないことがあります。ブロッキングで、数回に分けて塗っていくのがおすすめです。

髪を上下に分ける

髪を上下に分け、上段の髪を結んでお団子にします。

まんべんなく塗る

下段の髪から塗っていき、まんべんなく塗り終えたら髪をほどき、上段の髪を塗っていきます。

コツ③ シャワーキャップをかぶり、温める

さらに、温度と湿度が上がるとキューティクルが開いて染まりがよくなります。コツ1・2を終えたらシャワーキャップをかぶり、その上からドライヤーで温めたり、放置している間にシャワーを浴びて浴室内の温度と湿度を上げると◎。

いかがでしたか?
せっかく白髪染めをしているのに、染め残しを人に見られたらガッカリしてしまうもの。次回染める際は、ぜひ3つのコツを試してみてください!